X枚カードを引いたとき60枚のデッキにY枚入れたカードを1枚以上引く確率
2009年5月17日 計算結果
MTGの構築戦においてX枚引いたとき60枚のデッキにY枚入れたカードを1枚以上引く確率というのは非常に重要です
なぜなら、満たしておきたい確率さえ決めておけば、X枚引いたとき一枚以上引きたいカードは何枚入れればよいかが分かるからです
具体的には
・X’t目にシングルシンボルのスペルをプレイするのに必要なマナソースの数
・レンの地の克服者を2t目にプレイするために必要なエルフの数
・1t目に境界石をプレイするために必要な基本土地の数
などが分かります
そして右の画像がXが2から12、Yが1から24のときの表となります
一番上の行がXの値、一番左の列がYの値となっておりそれらの交差する値が求める確率となります
また補助として上から2行目に先手マリガンなしだった場合のターン数などを記し、何かと参照にするX=7の列は黒線で囲ってあります
後はこの表にしたがえば必要となるカードの枚数が分かります
以下に二つ例を示します
ex1.1t目に貴族の教主もしくは極楽鳥をプレイしたい場合
初手7枚のうち1枚は教主もしくは極楽鳥なので6の列をみていきます
1t目に確実に教主か極楽鳥をプレイしたいので85%は満たしたい(と考えました
そうすると85%を最初に超える85.9%から左にみていくと16という数字に突き当たります
したがって1t目に緑の出る土地を16枚デッキに入れればよいことになります
ex2.2t目に克服者をプレイしたい場合
7-3(G①を出す土地と克服者の3枚)=4 なので4の列をみていきます
ここでなぜ8-3としないかというと、初期手札に他にエルフのないハンドは基本的にマリガンだからです
最低限80%は欲しいと考えると、最初にそれを満たすのは20枚の81.3%となります
よって他にエルフは20枚必要となります
このようにして1t目に境界石をプレイするために必要な基本土地の数なども求めることができます
以上短い文でしたがお付き合いいただきありがとうございました
補遺
確率は
1-COMBIN(60-Y,X)/COMBIN(60,X)
で求めました
なぜなら、満たしておきたい確率さえ決めておけば、X枚引いたとき一枚以上引きたいカードは何枚入れればよいかが分かるからです
具体的には
・X’t目にシングルシンボルのスペルをプレイするのに必要なマナソースの数
・レンの地の克服者を2t目にプレイするために必要なエルフの数
・1t目に境界石をプレイするために必要な基本土地の数
などが分かります
そして右の画像がXが2から12、Yが1から24のときの表となります
一番上の行がXの値、一番左の列がYの値となっておりそれらの交差する値が求める確率となります
また補助として上から2行目に先手マリガンなしだった場合のターン数などを記し、何かと参照にするX=7の列は黒線で囲ってあります
後はこの表にしたがえば必要となるカードの枚数が分かります
以下に二つ例を示します
ex1.1t目に貴族の教主もしくは極楽鳥をプレイしたい場合
初手7枚のうち1枚は教主もしくは極楽鳥なので6の列をみていきます
1t目に確実に教主か極楽鳥をプレイしたいので85%は満たしたい(と考えました
そうすると85%を最初に超える85.9%から左にみていくと16という数字に突き当たります
したがって1t目に緑の出る土地を16枚デッキに入れればよいことになります
ex2.2t目に克服者をプレイしたい場合
7-3(G①を出す土地と克服者の3枚)=4 なので4の列をみていきます
ここでなぜ8-3としないかというと、初期手札に他にエルフのないハンドは基本的にマリガンだからです
最低限80%は欲しいと考えると、最初にそれを満たすのは20枚の81.3%となります
よって他にエルフは20枚必要となります
このようにして1t目に境界石をプレイするために必要な基本土地の数なども求めることができます
以上短い文でしたがお付き合いいただきありがとうございました
補遺
確率は
1-COMBIN(60-Y,X)/COMBIN(60,X)
で求めました
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